今シーズン蓮くんはイノシシにビビってたが覚醒したかも!?
今朝、猟場で昨日歩いたイノシシが跡を発見。まだ雪が少なく移動距離が長くなりそうなので、直近でない足跡を追うのはちょっとためらう。崖を降りたり、また登ったりするんでそのまま足跡を追うととんでもなく疲れて最後は飛んで逃げられるオチもある。
なので、足跡を見てどこに行ったか推測するほうが正解。
今回の足跡はとりあえず保留にして崖を降りないことにした。
ぐるっと山を回る。よく知っている道だが間違って違う脇道に入ってしまった。途中で気がついたのだがせっかくだからそのあたりも見ることに。
新雪が真っ白で何も足跡がない、やはり来るべきではなかったか?ちょこっと休憩して元の道に戻ろうとアクエリアスを一口のんだ。
俺が休憩をしていると蓮は100m先の杉林の方へ行った。そちらをボーッと見ていると、わずかに茶色い筋が見えた。
んっ!?もしやイノシシの跡か??
一応確認しに行くと新しいイノシシの足跡。ん~蓮が入ったこの杉林にいるのか、だとしたらどんな歩き方をしようかと考えていると、奥の沢にイノシシが走った。そして崖を登る。
俺との距離80m、スラッグ弾ではちっと厳しい距離だ。
走って追いかけるがイノシシは登っていく。
もう少し雪が多いと登るのにえらい時間掛かるが、結構なスピードで急斜面を登っていく。
あーこれ以上距離詰められない。60mから立射で一発放つが元気に崖を登る。
この距離での立射+動的射撃+スラッグは厳しい。膝撃ちにして二発撃つ。
イノシシは上がりきった。
あ~、だめだったか。まあ、今回の射撃は難易度高かったのでしょうがない。
でも、一応半矢の可能性もあるので、犬に見てくるように指示。そしたら犬が吠えるではないか!!
止めているのか?
それとも動けなくなっているんか?
わからないので相手が逃げることを想定しながら回り込んで斜面を上る。
犬が吠えまくっている。
距離を詰める。
おぉ死んでた。
手応えがなかったのだがきっちり当たってた。
70キロ オス
今シーズン初イノシシ♪
嬉しい~
蓮くん褒める、褒める。
車まで2キロあるので引っ張るのは不可能、現場解体。大型のビニール袋に入れて山を散歩。
下りだとマジで楽。
犬の覚醒
車までの帰り道、新しいイノシシの跡が2つあったのだが、犬が一生懸命匂いを取って探している。ここ最近では見られない行動。イノシシにビビって捜索範囲が狭かったのだが、指示もしてないのにグルっと回って探している。正直、イノシシを出されたら困るのだが、せっかく蓮くんがやる気になっているのを止めるのは犬のやる気を削ぐ形になりかねないので自由にさせた。
やっぱり、イノシシを獲って褒めたのが大きかったのかもしれない。
次も頼むぞ蓮くん!!