ハンティングナイフ モーラ・ナイフ 748MGのレビュー
モーラ・ナイフ 748MG
- 全長:約27.5cm
- 刃体の長さ:約14.8cm
- 刃厚:約2.5mm
- 鋼材:ステンレススチール
剣鉈に憧れた
狩猟を始めた頃ってでかくてかっこいい剣鉈に強いあこがれを持った!
これがあれば何でもできるじゃん!
止め刺し、解体、バトニング、枝払い、サバイバル・・・
でもね、実際に狩猟を始めてみるとバトニングはしたことないし、枝を払うことも殆どない。
なのに重たい剣鉈を持って山を長距離歩くのは疲れてしまう。
私の用途では必要と無いことがわかった。
何に使うナイフなのか?
ナイフは何に使うかによって選択をしなければなりません。
それと、研ぎが下手ならなおさらです。例えば有名なバークリバーのナイフはよい鋼材ですが硬くてはまぐり刃なので技術的に難しい。自分のレベルと使いみちの2つで考えたほうが良いと思っています。
私の場合はイノシシの止め刺し以外に使うことは稀。
他の用途としては、どうしても重たくて運ぶのが大変なときは内蔵抜き。
やったことはないが猟場で解体。
この3つができれば良いのですが、基本的には止め刺しです。
そうであれば、感覚的には12センチ以上あれば大丈夫だと思っています。
それで、選択したのがモーラナイフです。モーラといえばヘビーデューティーが有名。キャンプではいいと思いますが、止め刺しとなると刃長が10センチしか無いので物足りません。なので、748MGが14センチあり丁度いいサイズなのでこれに決めました
モーラナイフ748MGのメリット
- 安い
- 軽い
- そこそこ切れる
- 刃持ちもそこそこ
- 錆びない
- 研ぎやすい
- 意外とシースから抜け落ちない
雪の中で猟をすることが多いのだが、シースの底に穴が空いているので水が抜けるのも気に入ってます。とにかく3000円台であれば大満足です。
2年使ってますがまだまだ使いたいと思ってます。
デメリット
- プラスチックで安っぽい
- そこそこの刃持ち
ナイフって男のロマン的な感じの人も結構いらっしゃるので安っぽさは否めないですね。
止め刺しナイフなら最適
2年使っていますがイノシシ、鹿の止め刺しには丁度いいナイフです。解体となると包丁と比べるとちょっと物足りなさもあるけれどできるだけ猟場で解体はしないので大丈夫です。
もう猟をしたあとは疲れてナイフの手入れを怠ってしまうことが多々あるんですが、ステンレス鋼なので錆びはでたことありません。
水抜きがついたシースはベルトループもついています。安っぽいからすぐ壊れるんじゃないかと心配したけれど今の所問題ありません。
モーラ・ナイフ 748MGは終売になりました。
モーラは他にも素晴らしいナイフはたくさんあり、ヘビーデューティーを使っている猟師さんも多くすごくおすすめです。
やんまさんはじめまして!
今期途中より新潟北部で狩猟生活始めました。
農家さんに頼まれて猪を狙ってますが、今期は全く見つけられませんでした(T-T)
犬なし単独なので足跡を追って化かされてばかりです。
ナイフ、男のロマンですよねー、当方のナイフはまだコガモちゃんしか捌いてないです。
一年目から単独でイノシシを獲るのは難しいですよー(^^)
新潟県北部はイノシシより、猿や鳥が多いイメージです
そうなんです、元々猪いなかったのですが、温暖化のせいか、北上してきて少数でも田んぼの被害が凄くて困ってます。
しかも、元々いないので猪猟詳しい人が近くにおらず手探りでやってます。
鳥、猿、熊はいっぱいいます。
田んぼの被害で困っているのであれば罠で獲ってはいかがですか?山入ってイノシシ獲ったとしても田んぼを荒らしている個体を獲らなければ被害は収まりませんし・・・
まずは田んぼの周りの木を切って、草刈りして、電気柵ですね
そうなんですよね、今は罠の方が良いかなと思ってますが私に狩猟を依頼して来た農家さんが罠担当なのと、私自身は農家でないので電柵などは各農家さんでやってほしいところです。
何よりもう一度試験を受ける気がしません、、笑