初めての鹿解体
今日は急遽仕事が休み?
そしたら、おじさんが罠に掛かった若い鹿を生きたまま持ってきてくれた。
子供のオスだ
中国からのアルバイト3人と一緒に家の前の千曲川にいきました。
小奴らは日本語がわからない。
彼らは何も言ってないのに笑顔で鹿をはこんでいく。そして頭をカナヅチでなんの躊躇なく三発…(笑)
なんや小奴らは!
そして、おじさんが血抜きのために尻尾を切り落としてくれた。
初めての解体なのでいろいろ教わろうと思いきや、おじさんはそのまま軽トラに乗って帰って行ってしまった?
なにーーー、まじか!
そしたら、中国人はをある程度解体に心得があるらしいが、血抜きはよくわかってないようで、そそくさと皮を剥ぎ始めた。
俺も遅れをとってはならないと皮を剥いだ。当たり前だが1分前まで生きていたので、ものすごく体が熱い。
今まで数え切れないほど生肉に包丁を入れてきたが、みんな冷たいお肉。でも、今私が包丁を入れている生肉は熱いのだ!
あぁ~命を奪ったんだなって実感が湧くよ
そして、中国人がお腹を割いて内臓を取り出す。この時腸を傷付けてしまうとお肉に匂いが移り台無しにしてしまうらしいのですが、なんと腸が少し切れてしまい、嫌な匂いが立ち込める!
でも、ほんのちょっとだったので漏れ出すことなくなんとか内臓を搬出した(^_^.)
そしたら、中国人がお腹の腹膜に溜まった血液をすくって飲み始めた。そして真っ赤な歯と口をむき出しにし笑顔で俺に微笑む…まるで地獄絵図(@@)
ここで川の水に浸してお肉を冷やしたりするのだが、もちろん中国人につたわるわけなく、川でちょっと洗い、再びお肉を解体!
背ロースなんてお構いなしに斧でぶつ切り(笑)
もう、アチキには手伝えない
サクサクとぶつ切りにして家に持ち帰り、筋をとった肉を湯がいた。
血抜きもちゃんとしてないし、肉も冷やしたりしてないので味は期待できない!
でも、そのゆがいた肉に醤油を垂らして食ったら、うっ旨いーー
鹿さん有難う?
初めての解体が無茶苦茶な中国人達というのもいい思い出になりました
確か、「僕は猟師になった」の中で、在日の中国女性から、
料理に使う為、鹿の血を取ってほしいと依頼されたり、
小説、「血と骨」で、朝鮮半島出身者が、豚の血を使い、
腸詰を作るシーンが有りました。
これらの国では、ドイツの鹿の血で作るソーセージの様な
料理が有るようです。
いきなり、鹿の血を啜る彼らに、驚かれたかも知れませんが、
中国人と鹿の解体をされた事は、文化の違い等を
知ることが出来、良い経験に成ったのでは、
ないでしょうか?
因みに南米パラグアイ等では、野豚や羊等の丸焼き料理=アサード
が有ります。
仕事の関係で日系パラグアイ人等の南米出身者と知り合いに
成った際、話を聞かれれば良いかも知れません。
スケールが違います。
唯、日本では、この料理は難しいのですが…。
爆笑!!です
そうそう、俺の友達の家にもやっぱり中国人のアルバイトがいて、シカ獲って奴らに預けると喜ぶよ~
それから、クズ米分けてもらえないか~、彼らはお粥喰うので、クズ米でいいんだぁ~
と言ってましたっけ
オイラのところでも、オイラが来た頃は、クマをのこぎりでぶつ切りにしてたので驚きましたが
オイラが手をかけるようになり、肉が美味しく食べられるようになったので、最近やっと部位ごとに肉を取る事を覚えてもらいました・・・・しかし、まだまだ雑ですよ
シカやイノシシの解体も、皮をはがし終えれば、綺麗な部位ごとのカットには時間はかかりません
雑にやる程時間がかかっちゃいますね
そう言えば、大昔・・・・・畑に寝てたシカを起こして追いかけたら、逃走して用水路を飛び越えた所で止ってたトラクターにぶつかり、そいつをひっつかまえて事があります
ダニだらけになりました(笑)
そいつを千曲川で解体してたら、下流で釣りしてる釣り人に、血が流れてると通報され
お巡りさんの会社で始末書を書いた記憶があります
釣り人も多いので、ご注意あれ(笑)
血をそのまま飲むのはスッポンくらいだと思ってました(笑)
豚の血はよく料理に使いますが、鹿の血はきいたことなかったです。中国人は精力がつくと言ってました。
最近、釣り人が多いので気を付けます(笑)
一緒に解体した中国人の名札に恵一郎さんの名前が入ってましたよ(^^)
昨日、畑の鹿よけネットの向こうに残骸を捨てたんですけど、今朝にレタスを植えに行ったら、どなたかマルチの上に鹿の皮が運ばれてました(^o^)
テンとかの仕業ぽいです
中国人強い~(笑)!!
さすが無法の国中国、狩猟法も何もあったもんじゃないですね。。。
彼らのハングリーさは凄まじいものがありました(笑)
なのに、仕事が遅いのはなぜなんだろう