ハシブトガラス
- スズメ目カラス科
- 分布:シブトガラスは旧北区と東洋区。ユーラシア大陸東・南部のウスリーから中国、東南アジア、インドにかけて留鳥として分布する。日本は全国的に分布しており本亜種もいる。都心で見かける多くがハシブトガラスとハシボソガラス。
- 生息地:高山には生息していないが、市街地、農耕地、森林域、海岸などどこにでもいる。
- 特徴:全長は約55cm
雌雄同色・同大
識別ポイント:大きな特徴として額が盛り上がっており、嘴が太い。狩猟できるカラスの中で一番大型だ。光沢がある黒で光の具合によって緑掛かって見える。喉をふくらませて鳴く。足を交互に出して歩くこともできるがピョンピョン跳ねることが多い。 - 習性:雑食性で地上で採餌することが多い。漁港、魚市場、ゴミ集積場、家畜飼育場など人の産業廃棄物を求めていろいろな場所に現れる。ゴミばかり漁る悪いイメージがあるが木の実なども食べている。
- コメント:カラスは真っ黒で不気味だし、ゴミ漁りの名人なので人間の嫌われ者。でも実は美味しい鳥なのだ。
ハシブトガラス | ハシボソガラス | ミヤマガラス | |
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嘴 | 分厚くエッジが鋭い |
細い |
ハシボソよりも細く、根本が白い |
鳴 | 喉が膨らませカアーカアーと聞こえる | おじぎをするようにガアーガアー | ハシボソガラスよりもしわがれた声 |
P | ・額が盛り上がっている ・跳ねて歩くことが多い |
・内股で足を交互に出して歩くことが多い | ・大きな群れを作る ・この3種の中では一番小さい |