どのくらい練習すれば射撃が上達する?べき乗則で考える

今回の話は射撃だけではなくスポーツ、ビジネスなどどんな分野でも同じことが言えます。

射撃をしていても全然上手くならない、どんどん下手になっていくということを経験がありませんか?

それによって自分の限界を決めてしまいやめてしまう、というのがよくあることなんです。

しかし、べき乗則という法則を知っているとどのくらい練習すれば上達するのか、途中でスランプも当たり前だということがわかります。これを知っておくと何かのスキルを習得するの必ず役に立つはずです。また、ちょっとしたスランプで諦めてしまった今までの自分を反省するかもしれません。

わかりやすい動画があるので御覧ください

いかがでしょうか?

大体どんなことでも1万回くらいやらないとその分野で突出できないと思います。

私はスキート射撃(国際)をするのですが5000発くらい撃った時にスコアが15前後まで行くようになりました。しかし、ここからが長い戦いのはじまり。自分のイメージではあと5000発くらい撃てば20前後のスコアを出せるだろうと、なんとなくそのように考えていたのです。

しかし、20の壁は厚い。そこから5000撃っても上達しない。もちろん仕事が忙しく半年以上射撃場に行けない日もあったので15前後のスコアに戻すの自体にも時間がかかってしまったということもあります。が20にはなかなか到達できない、それどころか10以下という初心者のスコアしかでない日が続いた時に、「あー、俺には射撃向いてないかも」と思い出したんです。

でも、べき乗則で考えれば5000発で上達したスコアから2倍の5000発で一気にスコアが良くなること自体がおかしいです。初心者のようなスコアもスランプと考えれば上達の過程でしょうがないと割り切れるんですが、そのときはべき乗則を知らなかったので本気で心が折れかかった。

特に自分は運動神経が良いほうで、どんなスポーツをやっても平均以上のことができたのに、射撃は同じくらいの練習量の人に負けてしまうというのもショックがデカかった。だって1万発くらいで20のスコアを超える人はざらに居ますから。

射撃の場合は時間で考えるべき

何発撃ったら上達するという考え方をするとちっときつい。

だって5000発撃ってそこそこ上達したのですから、そこから倍上達するには
5000×5000で25000000発ということです。1箱25発入りなので100万箱です。お金で計算したら恐ろしい、億ですよ(笑)

なので、スキート射撃の練習は撃つだけじゃなく、、イメージ、メンタル、据銃動作のトレーニングも重要になってくるのでそれを含めた時間で考え方が良いと思います。特に初めの頃は据銃動作に時間をかけるべきかと思います。

スランプは不規則に来るということも頭にあれば、何ヶ月もスコアが悪くなったときでも焦らずにできるはずです。それを知らないと、もうそこが限界なんだと思ってしまったり、変な練習方法を取り入れたりと悪い方向にいきがちになります。

諦めずに正しい練習をコツコツやればスランプもありますが必ず上達するはずです!

中卒の私がこのべき乗則を知ったのは人生の中でも結構な衝撃でした。

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