2022-2023今シーズン初イノシシ 梓山犬と連携

雪が積もるとイノシシ猟が始まる。

早朝の寒さは気持ちが良い。ぎりぎり凍る気温かな。
普段この時間犬は寝ているが、おらが準備しているので猟に行くのを察知して歌いだした。陽が昇る前に家を出た。
1年ぶりの猟場、下見も来ていない。

山をグルっと回ったところで、犬が下を見てソワソワしている。おらも山の上から覗くけどなんの気配も感じないし足跡も見えない。下を気にしつつ山の尾根を歩いていると尾根から下に行ってるイノシシの足跡を発見。割と新しい。

尾根から沢に向かって降りる。

犬がそわそわ・・・

とその時走った。

ワンワン!!
起こした

もうね吠えた瞬間にでかいイノシシだとわかった。

うまく説明できないけど、ざっくりいうと犬が緊張感があってビビりながら吠えてて、一度逃げられたけどすぐに追いついて吠えていることから、イノシシしか考えられない。鹿なら飛んでいってしまいすぐに追いつけないし、カモシカは逃げない事が多いし犬の吠え方に威嚇するようなニュアンスがある。

できるだけ、静かに近寄りたいのだがスノーシューだとザクザクでかい音がするのですぐバレる。
まだ、目視していないがイノシシが走って逃げているようだ。なのでおらも走る。雪がたくさんあるとイノシシより人間のほうが早い。走っているとイノシシが見えた、でかい!!15mまで距離を詰めた。

普通なら撃てる距離!でもね全力疾走で走って息が切れていると構えても体が揺れて狙いが定まらんのよ。焦って撃つこともないと思ってたらイノシシが沢に入った。

ヤベ、逃げられる。と思ったが、イノシシが逃げた方からUターンしてきた。多分流れが逆だったせいだろう。

そこで、おらが撃つ。脳みそあたりの狙ったところに弾が入ったように見えたが倒れず逃げていく。

おらもスノーシューで走る

結局4発撃ったところで止まった。最後足をバタバタさせて居たのでもう一発脳天に入れて完全に動かなくなり計5発。

 

全部頭付近に入っているのに倒れねー 矢に強い。

でかい。
小さな沢から1mくらい引き上げるだけなのだが動かん。。。
ロープと滑車もあるのだが、支点になる木が無い。

もうね、フルパワーで数十分格闘したけど駄目なので、沢の中で解体することを決意。

ひっくり返したくてもひっくり返らない。下手な動かし方するとな下へ流れていってしまう。
体制の悪い状態で内蔵を出そうと格闘していると、腸を破り、膀胱を破裂させた。内蔵を摘出するのを諦めた。

皮剥いて肉だけ取り外してビニール袋へ。

一人反省会

タンとロースをつまむ。オスの匂いはするが、繁殖期の嫌な臭いはしなく美味しいがやはり硬い。ジジイなのでしょうがない。

せっかく重たい滑車や長いロープを持っていってるのに使えないというのは非常に面白くない。もうちょっと考えないといけない。

でも、犬と一緒に仕事して結果が出るのは非常に嬉しいものだ。

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