スラッグ弾 いかに力を抜いて射撃できるか

野球たとえ

野球のバッターもホームランを狙うと失敗が多くなる。
いつもなら余裕で打てる甘いボールでも力むとボテボテになってしまうもの。

これは射撃でも同じで、興奮したり緊張で体に力が入ると当たらない。それに射撃は大きな衝撃を受けるので、撃つ瞬間に無意識で衝撃に備えて体に力が入る。そうするとガク引きになって銃口が下がってしまい、ほんの5mでも外してしまったことが何度もある。

もちろん頭の中では、「力を抜いて・よーく狙って絞るように引き金を落とす」と思っているのにだ。

デッドボールを経験した次の打席で、勝手に体が逃げてしまうのと同じ現象だ。

まだ、鳥猟は動きの中で引き金を引くので撃ちやすいのだが、スラッグ射撃はバカみたいな衝撃が来るので体に力が入りやすい。連射でイノシシを撃っているときに弾が切れているのだけど、知らずに引き金を引いた時、体が前に倒れそうになったりする。その時に、「あ~~、ガク引きになってた」と気がつく。

10円玉で矯正

10円玉を銃身の先に乗せて引き金を引いてみてください。

たいてい落ちます。

これは自衛隊のガク引きの練習法らしい。
昔は十銭硬貨だったとか

コインが落ちないように指の第二関節(私の場合)で絞るように落とす。実際は引いているのかもしれないけど「落とすや絞る」というイメージってとても大事で、そうすることによってブレづらくなる。撃つときに呼吸を止める人も居ます。

この練習の難しいところは、銃身の先にコインを乗せて射撃姿勢になるまでが大変。その前に落ちてしまう(笑)

頬付け、肩付けをしっかりだけど、力を入れすぎないようにリラックス。そして引き金を落とす。
立射をメインに練習するが依託射撃も想定した練習も必要。

「何度も空撃ちで練習、そして射撃場で実践」

の反復練習。何事も練習なしでは上達せん!

猟場では

猟で射撃をするときは、できるだけ委託したほうがいい。自分の場合は膝撃ちが多いです。近距離なら立射でもいいが、ある程度の距離があり立射じゃないと狙えなくても、近くにある木を使ったりとできるだけ銃口が動かない方法をとり確率を上げるべきです。

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