鹿笛吹いたらまさかの捕獲
仕事がお昼あがり、仕事場近くの山に入り鹿笛を吹いて鳴き返しがあるか試しに行った。
ゔぉ~~~ん
ゔぉ~~ん
ゔぉ~ん
3回吹く。
待つこと一分
ガサ
ガサ
おら:緊張
草むらからジジイ出てきた(笑)
ジジイ、急に話しかけてきた。おらはそことそこでイノシシ3頭獲った。あっちでも獲った。
なるほど、おらが鹿笛吹いたから猟師だとわかったらしく一方的に話してくる。マシンガンのごとくイノシシを捕獲した話をしてくる。そして、つい数分前の初対面のジジイは歳だからもう全てお前に託すと言ってイノシシの捕れる罠の場所を教えてくれているようだった。
おらの車に乗って近くの罠場まで行くことになった。会ったばかりの人が車に乗っけてくれっていう状況が面白い。おらは、こういう非日常が起こることが大好きだ。
車で1分、斜面を一緒に登り山を歩くと急にカモシカが目の前に現れる
わりとジジイ、びっくりしてた(笑)
それがツボった、ツボった。
おらは、このあたりは自宅から遠いので罠は掛けられないと説明するのだが、ジジイはマシンガントークで人の話は聞いていない。。。
細かく罠の場所を教えてくれた。
先程の場所まで送りお礼を言った。
名前も聞かなかった。
普通は自分の罠の場所なんて人に教えたりしない。だから本当に困っているのだろう。ジジイのためにイノシシ猟をしてみようというのは嘘で、あの場所は毎年、捕獲しているので獲ったときはジジイに報告してみよう。
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