雪国の狩猟と自動銃 大きなデメリットも

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おらの狩猟銃はBeretta304という自動銃だ。確か30年くらい前のモデルで390軽量版2.9キロ、マグナムが撃てない。9年目だがマグナムは必要としていないので、この銃を選んで正解だった。

おらが住んでいる豪雪地帯のショットガンは鳥撃ち、大物にしても自動銃が重宝する。少数だが100mくらいをサボットやスラッグを撃つような人はボルト式の銃だ。

なぜ自動銃かというと鳥撃ちは豪雪地帯だからという理由はないのだが鴨撃ちするなら3発撃てるほうが有利だ。

そして、イノシシ、鹿の場合は圧倒的に自動銃が重宝する。雪が沢山降るとイノシシは居場所がなくなり同じ場所に固まることがよくある。大抵は沢の上なので、逃げ道は沢の中にいくのだがそれが10頭以上もいることもある。なので、とにかく連射で撃つ、撃つ!無くなったらすぐ装填してまた撃つ。

技術が高ければボルトやポンプでも早い人はいるだろうけど、一般的考えたら自動銃のほうが圧倒的有利。

ここまでは良いことばかり書いたが自分の中では大きなデメリットもある

自動銃のデメリット

自動銃は軽くて3発撃てるというのはメリット
でも、自動銃は手間がかかる。

まず、背中に担いで歩いたり、斜面を登ったりすると自動銃の機関部は空間があり、吹雪いていたり、木から落ちた雪がよく入る。別に機関部が濡れたからといって問題なく撃てるのだが、しょっちゅう濡れると中のバネがすぐに錆びてしまう。ワンシーズン使うと機関部の動きが非常に悪くなる。これはジャムる原因となるので直さないといけない。

んなもん、掃除すればいいだろ?と思うかもしれませんが機関部はすぐバラせるから拭くのですが、中のバネはストックを外さないといけないので面倒。正直ネジを舐めてしまいそうであまりいじりたくない場所。

とにかく自動銃は機関部がよく濡れるのだ。

ちなみに銃口もよく雪で詰まる。知らずに撃つと銃身が破裂したり壊れる。仲間も壊した。
なので、銃口にマスキングテープを貼るとゴミが入らないし、そのまま撃てる。

来年10年目でライフルを申請できる。まだ悩んでいる、自動銃も捨てがたいがストレートプルボルト(直動式)銃にしようかと思っている。雪国はよく濡れるんでシンプルな方が扱いやすい。

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