豚や鶏がかわいそう
おらは、豚や鶏を食べるので矛盾しているのだが、家畜というのはとても残酷な行為だと思う。
狩猟者を叩く人で自然のものを取らなくても牛や豚があるじゃないか!と言われたことがある。
自分は動物であり、弱肉強食の一部なのだという考え方。人間というのは自然界ではとても弱い動物と思う。
- 足が遅い
- 鳥のような視力があるわけでもない
- パワーが無い
- 嗅覚もない
- 耳は普通
- 持久力もない
- 寒さに弱い
こんな人間が生き残れたのは他の動物より抜群に知能が優れていたおかげだろう。
その知能を生かして罠を作ったり、鉄砲、釣り、犬などの道具を使い動物を捕まえることができる!これが悪いことだとは思えない。
まあ、自分の狩猟の正当化はどうでもいいや、人間は必ず反対意見がいる。これは生き残るためには必要なシステムだと考えられ、働きアリの法則ともいわれています。
さて、豚や鶏についてですが、
豚は生まれたときから選択肢は無く、狭いところに入れられ、ほとんど運動もすること無く、抗生物質を飲まされ、餌をたっぷり与えられ、殺され、人間様の食料になる。
この豚がもし話せるなら聞いてみたい。「幸せでしたか?」と。
おらは、豚がYESとは答えないと思う。
おらは年に一回程度、卵を産まなくなった廃鶏を引き取って食料にすることがある。お前はカモとか鳥を狩猟で獲っているのだから慣れたものだろうと一般の人は思うかもしれない。
でも、自分的には全然違うんだ。
狩猟と違って、鶏というのは毎日人間が餌をやるもんだから、仲間?のような意識があり、おらが鶏小屋に入っても餌をくれるのかと思って近づいてきたりします。
狭いところに入れられて、毎日卵を取られて、産まなくなったら信用してた人間が急に首掴んで殺される。
最後、脱糞しながら死んでいく鶏もいる。このときは心を無にしてやっている。感情的になったらできなくなってしまうから。
でも、帰りの車中で毎回号泣する。
こんな人生(鳥生か)でごめんって気持ちが爆発する。私に近づいて来てくれる動物を殺すという行為は非常に辛い。
こんなことを書いたけど、豚の生姜焼きも鶏の唐揚げも大好き。矛盾か。
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