解体ナイフの切れ味は解体技術も重要
You Tubeを見ているとこのナイフは2頭解体しても刃が鈍らないなどの意見を耳にするが、そもそも解体技術のレベルが低いとどんなに良いナイフを使っても一頭ももたない。
頭や足先の関節を切ろうとナイフを入れてみるが上手く筋が切れずにグリグリやって切れ味を悪くするだけならまだいいが、刃こぼれさせてしまうこともあった。ちゃんときれいな場所に入れないで骨に刃を当ててグリグリすればかなり早い段階で切れ味が落ちる。
自分の経験では頭と足関節を上手に外せればかなり良い状態のナイフで作業ができるという実感がある。肩甲骨やもも肉の骨を外すのも下手でも何度か経験すればだいたい形がわかるのでそれほど刃を痛めることは少ない。
それに肋骨をナイフで叩いて外したりするのは片刃のナイフではやめたほうが良い。両刃の剣鉈なら良いのかもしれないが、おらが使っているモーラナイフではやめておいたほうが無難
自分は現場解体をするのでモーラナイフ、カッターとのこぎりで解体します。
技術があればカッター1本でイノシシ一頭解体できます。実際、猟師兼処理施設のプロの人が遊びに来たときにカッター1本で綺麗にさばいてくれました。
偉そうに書いたけど、自分もまだまだ勉強中です
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