猪、鹿用ナイフは何が良いか!?
当たり前だが、これは私のスタイルの話なので使う用途によってナイフ選びは変わる。
大切なのは一体何に使うのか??だ
大物猟を始めた当初は
- 枝を払い
- 焚き火をする時にバトニング
- 止め刺し
- 解体
を予定していた。
この枝払いやバトニングを用途に入れてしまうと肉厚のごっついナイフが選択肢になる。猟師が持っている大きな剣鉈が妥当になる。
しかし、実際に大物猟を何年もやっているけど枝払いもバトニングを一度もしたことない。そもそも焚き火なんてしない。
止め刺しと解体以外でほとんど使うことがなかったのだ。
よく、ネットで見る情報では止め刺しは心臓を刺すのに最低6尺は必要だというのをみたことある。これは12センチ位あれば大丈夫かと。そもそも、私の場合は心臓を突くのではなく動脈をカットし心臓のポンプで血を排出する。
なので、動脈のカットと解体なので大きく重たいナイフは必要ない。薄手で10~15センチくらいのナイフが使いやすいと考えている。まず、料理人だって肉をさばく時に薄手の包丁でやるじゃないですか。当然、包丁のようなナイフのほうが扱いやすい。
刃が長いと背ロースなどを取りずらくなる。
人によっては、解体する時に肋や骨盤を剣鉈でガンガン叩いて割る人もいる。このスタイルで行きたいのなら重い剣鉈というのも選択肢になる。だが骨をガンガンやると刃こぼれしやすいし、何より切れ味が悪くなる。
私は肋や骨盤などは軽量ののこぎりを使っている。
ちなみにナイフとノコギリのシースを入れても330gで剣鉈より軽い。
のこぎりは解体だけじゃなく豪雪地帯では倒木が多い。木や枝を切ってどかすのに非常に役立つ。しかもゼットのパイプソーは替刃の交換式なので切れなくなればすぐに交換できるのが良い。ナイフも無くしたときや切れなくなったときのためのバックアップとしてカッターを持っている。これは切れなくなったら刃を折れば切れるようになる便利なやつ。ちなみにカッター一本でイノシシ一頭解体できる。
まとめ
- ナイフは止め刺しと解体のみ
- なので、薄刃で12~15センチくらいがあつかいやすい
- 骨や枝はのこぎり
- バックアップはカッター
私の持っているナイフ
- モーラナイフ 748MG 終売
- ゼット パイプソー (目が細かいのがよい)
- オルファ カッター
5000円もあれば揃う(^^)
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